歯の定期健診を知ろう

今日健康寿命という言葉をよく耳にするようになりました。介護などが必要なく自立した生活が可能な状態を指す言葉であります。これから日本での大きな課題となってくる高齢化社会の難題を少しでも緩和出来るよう国民に対し意識付けを根ざすために出てきた言葉の様に感じます。
その背景には平均寿命と健康寿命の年齢差の大きさが事態の重さを物語っているためです。近年の厚生労働省の調べによれば約10歳もの差があると報告されています。単純に10年は不健康な状態での生活を強いられることになりますので自身はもちろんのことその家族への負担は増すばかりです。
健康寿命を延ばすためにはからだのあらゆる部分のケアが必要になりますが意外と知られていないのは「歯」のケアを行うことがからだ全身の健康の原点になるということ。歯について意識するのは歯がズキズキ痛み出し生活に支障を及ぼすようになってからという方がほとんどではないでしょうか。しかし歯を治療する立場の人達によれば痛くなる前に歯医者で定期健診を受けることにより歯およびからだ全体に及ぼすメリットがたくさんあると指摘しています。
そんなわけで歯の定期健診を受けたくなってしまう理由を確認していきたいと思います。歯の痛みをとるという大義名分がなければ忙しい我々にとって歯医者に通う時間を作ることは”無駄な時間”のように感じられてしまうかもしれませんが、本記事を読み終わった後”無駄な時間”と思っていたものが”必要不可欠な時間”に変わっているかもしれませんね。